なんちゃって就労支援
こう書くと昔に某玩具メーカーから発売されていた「なんちゃって」シリーズを思い出しますがこれは実際の作業所で起きている就労支援の実態です。「就労継続支援」「就労移行支援」の作業所に通所するようになると当たり前ですが就労支援というメニューがあります。この「就労支援」がまたくせものでして。。。
社会経験が豊富な方がこの手の場所に行くとだいたい「人をバカにしてるのか?」「なんでこんな事からしなきゃダメなんだ?」職員に言っても聞く耳持たないどころか逆にキレられるという事を聞きます。(ホントにキレたいのはこっちだ!)というのはおいといて。というのもこの手の訓練(特に就労移行支援に多い)のメニューは主に養護学校卒業や通常の学校に何らかの事情で通えなく社会経験ほぼ無いというような方を対象にしているらしく社会経験がある者がいくと当然のように上記のクレームが出るわけです。ってか出て当然なんですが。
実際の「メニュー」の例
あいさつ関係:朝礼、あいさつの練習、名刺交換や外部の者への接客受付なんか
実際の作業現場同様にあえて立たせて作業させる:(しかも姿勢は配慮されない)※ブラッグ企業養成所か?かえって腰痛や神経痛がひどくなった例多々あり。
PCの講習:(職員がまともにできる奴いないから簡単なのwww)※お断りですが資格者を配してきちんとした講習を行っている箇所もあるようです。
履歴書の書き方:一人ひとり経歴とか障害とか違うのにどう教えるんだ?
企業見学(まあ限られてくるでしょうが)障害者雇用に積極的な企業(ただし自称も含むw)ブラッグ企業がイメージアップで障害者雇用をするまたは希望している例多数ありですのでくれぐれもご注意下さい。
毎日8時間嫌顔なしに通所させる(通院も土曜日に行けと)※土曜日休診の病院に行っている人間はどうしたらいいんだ?(これまた意見多数)
∴実社会との乖離が大きい(しかも年々広がっている気がすると複数の中の人は証言)
要するに実際の職場と「就労支援」が大きくかけ離れているため当然ですが作業所から就労(福祉業界では「就職」やバイト、パートにつく事をなぜかこう呼ぶ)するのはレアケースとなります。まあ当たり前ですが。そもそもある程度の資金とか身内からの援助とかあって積極的に転職活動が出来ればはじめから作業所には来ないはずです。職場復帰が前提のサラリーマンなんかはまず作業所なんかは来ません。まあ来てもすぐ辞めるでしょうがww
スポンサーリンク