日本の福祉施設が貧相な理由
建物の内装などへの設備投資を少なくするほど利益が残るようになっているからです。あとは単純に資金が無いというのもあるとは思いますが。(後述しますが経営が厳しいところは多いようです)
基本的に新しく建てる時や既存の建物を改修するような場合に公的資金が入るわけでは無く(自治体によっては補助があるところがあるかもしれません、ただその場合でも必要最小限だと思います。)開所して利用者が来て実際に利用者が利用して初めて報酬が降りるしくみなのです。(詳しい利益構造などは難しい話になりますのでココでは省きます。まあ、その報酬も元をただせば皆様の税金や社会保険料だったりするのですが)当然ですが利用者目線で運営している施設は多くはありません。(表面上では「利用者の目線に立って」とかきれいごとをたわけている事業所が非常に多いですが)
事業所建屋(面積など)や届けている内容などによって利用者の定員は決まってきますので極力モノを増やさない空間にした方が利益は残ります。運営母体にしても持ち株会社方式、社会福祉法人やNPO法人などの非営利団体の2つに大まかには分かれますが特に非営利法人の場合、「サービス業」であるという意識が無いところも多々あり、定員や監督官庁のいう事だけ聞いていればいいという昔のお役所仕事しか出来ないような職員も多々います。基本的に福祉施設に法人税などはかからないので設備投資や利用者が本当に必要としている備品などに再投資すればいいと思うのですがどうも福祉業界にはそのような発想が出来る人材が非常に少ないです。
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ついでに言うと職員の茶髪禁止&ネイルやアクセサリーも禁止という福祉施設が大半かと思います。(意見はいろいろあると思いますが)個人的には福祉施設の職員は原則公務員や接客業では無いので、ある程度の自由はあってよいかなとは思います。ごくごく一部ですが利用者の個性を生かしてビジネスにつなげている例もあります。障害者を納税者にしていこうとかB型作業所に多いのが工賃アップ運動などですが、まあ簡単にできれば誰も苦労はしません。ましてどことは言いませんがボンクラ職員しか居ないような作業所ではまあ無理だと思います。実際障碍者の方で雇用主にまでなっている例は数例といったところでして、フルタイム勤務の障碍者の方もそれほど多くは無いものと思われます。
おことわり
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