とにかく精神科へ?
近年なんでもかんでも専門家につなげればいい、任せておけばいいと思っているボンクラ支援者があまりにも多いので記事にしてみました。デタラメな精神科医、患者のことなんか考えてないような医者がいるのは事実です。さらにいえば私利私欲に走るような奴に利用者(精神科ユーザー)のことなど人とも思ってないような福祉関係者(自称支援者)がいるのも事実です。
自分で専門家をエラソーに自称しながら、基本中の基本すらもできず、根拠の無い診断や投薬をする精神科医やさらには利用者に向かって自身が健常者であることを武器に(裏を返せばそれしか取り柄が無いともいえる)エラソーなことをいう福祉関係者がいるのも事実です。実際「ムカつく」「腹立つ」という声も多く聞きます。そしてそれがごく一部ではなく無視できないほど多数であるという事実があります。(ごくごく一例:入院患者に対する抗精神病薬の3種類以上の多剤処方が約4割、身体拘束中の診察がなかった患者が2割等)
そして、そのような精神科医や福祉関係者が日々患者の命を奪い、また人権を侵害しまくり、不正を働いているというのは事実です。多くの被害者が一生苦しんでいるのも事実です。精神科患者が苦しんでいる陰で公私ともども私利私欲をむさぼりつくすボンクラ支援者がいます。
精神科は役にたっている?
ところが、このような事実を指摘すると、必ず以下のような反論が出てきます。
「精神科に行って救われている人もいる」
「大半の精神科の先生は真面目にやっている」
「ごく一部の極端な例を挙げて一般化するな」
「精神医療に対する過度な恐怖心を煽り立てて本当に医療や福祉を必要とする人のアクセスを妨害するな」
「作業所はみんなのために役にたっている」
「作業所に行かないとますます症状が悪化する」
では、振り込め詐欺(オレオレ詐欺)に対する警鐘もダメなのでしょうか?ネット犯罪について小学生や中学生に教育するのはダメなのでしょうか?子供に無条件で何の指導もせずにスマートフォンなど買い与えるのはいけないのでしょうか?
一部の奴らのせいで
多くの人々が携帯電話やスマートフォンなどを利用していますが、振り込め詐欺に利用している人など本当にごくごく一部です。でも、それを無視していいのでしょうか?しつこいまでに警鐘を鳴らすのは、過度な恐怖心を煽り立て電話の利用を妨害する行為なのでしょうか?課金問題やネット犯罪について何も教えないまま、便利だという理由で子どもにスマホを持たせることが正しいのでしょうか?
どんな領域や分野でも、大半の人々が真面目に誠実に職務を全うしている一方で、一部の人々が悪事を働いているという構図はあると思います。特に、決まりがあいまいな領域や業界というのは不正・犯罪の温床になり易いのはごく当たり前のことです。だからこそ、精神医療という根拠もルールもあいまいな(さらに言えばデタラメもいいところ)分野には犯罪、人権侵害がはびこりやすいと言えると思います。
今や精神科に行くのはハイリスク?
現在行政機関や各種支援機関を中心に行われているメンタルヘルス対策というものは、そのほとんどが「とにかく早く専門家に繋げる」というものです。そこにはデタラメな専門家が一定数は存在し被害に遭う危険性があるという視点は微塵もありません。それは、ネット教育なしに子どもにスマホを持たせるというレベルではなく、「いまどき悪い人なんてこの世にいないんだよ」と言って子どもに一人で夜道や危険な繁華街を歩かせるレベルです。
なぜこのような記事を書いたかというと「夜道を一人で歩いたら危ないよ」と子どもまたは精神科に行こうとしている方に注意する人がほとんどいないからです。本来であれば学校や行政機関、支援機関などがそれをしなければいけないのに、むしろ積極的に夜道を歩かせているような状態なのが現実です。
専門家であれば正しい診断、適切な治療をしてくれるはずだというのは単なる思い込みで、現状ではもう幻想を通り越して妄想です。精神科領域において、最初から「正しい診断」など存在しないのです。その事実を理解してようがしてまいが、何のリスクも説明することなく無責任に精神科に繋げることは、何らの防犯手段や自衛手段を持たさないで子どもに危険な夜道や繁華街を歩かせるのと変わらないと思います。
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