☆この記事ではそれぞれの概要を説明しています。基本的には全国共通の制度なのですが細かな取り扱いが自治体により異なる事があります。
マタニティマークとは
妊産婦の方が交通機関等を利用する際に身につけることで、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするものです。さらに、各種交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するというのがねらいです。最近ではバスや電車車内の優先席にステッカーを貼っている事業者も多々あります。
特に妊娠の初期は外見から分かりにくい&つわりなどで体調が悪い場合も多々あり特に鉄道事業者や福祉関係の行政機関では利用を推奨されています。
例:公共機関の場合、体調の急変などで倒れられた場合にこのステッカーまたはバッジがあればより適切な対処が可能。(実例多々あり)ヘルプマークも同じような理由で推奨されているようです。
対象者なのだが?
産婦人科などの医療機関受診時や母子健康手帳申請時に貰える事が多いようです。詳しくは各関係窓口にお問い合わせください。
なお悪用は厳禁です!(ぽっちゃり姉ちゃんが座席譲られるのを目的でつけるのは論外です、過去に実際にあったらしい)
救急にも活用
上の方にも少し記したのですが万一妊娠中の方が急病で救急搬送されるような場合に救急隊や医師などがすぐ判別しやすくするようにという意図もあるそうです。(妊娠中の方が使えないクスリなどは非常に多いため)
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母子健康手帳
妊娠が確認された時点から出産後こどもが小学校に入るまでの期間使用されるもので、妊娠期間中は妊婦の健康状態の確認や記録、出産後はこどもの健康状態の確認&予防接種の記録をするための手帳で各種健診時や予防接種時にはこの手帳が無いと健診や予防接種が受けられない自治体がほとんどです。また使用期間は子供が小学校に入学するまでですが使用期間が完了しても「こどもの成長記念」として保管している家庭も珍しくありません。
届け出
自治体で「妊娠の届け出」を市町村担当窓口にすると(医療機関発行の証明書&本人確認書類が必要、助成金がもらえる自治体の場合は妊婦ご本人名義の預金口座が分かるモノも必要です。国からも支援金があるらしいのですが給付方法が自治体によってバラバラですので申請時にご確認のほどお願いします。)母子健康手帳が交付されます。(手続きは各市区町村でまちまちなので事前に確認されることをおススメします)またお住いの市区町村によっては健診助成券や健診予診票セットも一緒に配布される事があります。(母子健康手帳別冊としてまとめている自治体もある)
また保健師の説明に時間がかかるので遅くとも閉庁時間の30分前には受付窓口に出向く必要があります。妊婦ご本人が体調不良などで窓口に出向けない場合代理人の届け出も可能ですが保健師の説明は後日必要です。
おことわり
上記の記事はあくまでも執筆者個人の見解であり特定の地域や個人、団体などを批判したり逆に宣伝したりするものではありません。なにとぞご了承下さい。またこの記事を読んでからムカつくとか涙が出るとか言われましても当サイトでは責任を持てません。
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