めまいで耳鼻科に
最初は3年ほど前に仕事中にめまいで倒れた時からでした。何が起きたかよくわからず、主人に迎えに来てもらいよくかかっている内科に連れて行ってもらいました。そこで脳の検査をして特に異常がないとのことで点滴を打って帰宅しました。その日は夜中も吐き気がしてほとんどトイレで過ごすことになりましたがその後回復。仕事に復帰しましたが朝になるとめまいが出てくるようになり、ちょうど契約の更新時期でもあり退職することにしました。
職場での”いじめ”にあっていたこともあったので・・。退職すれば回復するかと思いましたが回復する様子もなく、ネットで調べて耳鼻科を受診しました。結果は一時的なものとの診断で薬を処方されましたがすでに半年以上続いていたので耳鼻科ではないと思い、大きな病院の神経外科を受診。しかし結果は同じで途方にくれました。
めまいはひどくなり
そのころにはめまいによる転倒もひどくなり、階段で転倒、舌を噛みそうになることもあり、全身あざができていました。そしてネットでめまいの専門医を大阪で見つけて受診。先生はいろいろな検査と問診を重ね身体を触って自律神経失調症からくる首から肩にかけてのひどい硬縮があると診断されました。
肩こりの自覚症状が全くなく思いもよりませんでしたがたしかに腕を上にあげたり後ろにしたりすることができず、なるほどと思いました。ただその病院が自宅から遠いため、2か月に一回の受診となりしばらく薬と体をほぐす運動で様子をみることとなりました。
しかし、その後実父が介護が必要な状態となり、私は二人兄弟でしたが兄は仕事もあるので仕事をしていない私が父の介護をすることとなり、かなりの負担となりました。めまいの先生にも現状を説明しました。なるべくなら介護から離れたほうがよいがそうもいかないのであればなるべく手を抜く方法を考えて介護するようにといわれました。しかし日に日に悪化していく父を見ていると私の介護の仕方が悪いのかと自己嫌悪に陥ることも多々あり、精神的にかなり悪い状態になっていたと思います。
どうしようもなく心療内科に
医師から自宅の近くでいいから一度心療内科の受診を勧められ、たまたま父が入院した病院の近くに心療内科があったのでそちらを受診しました。診察室は木のデスクで先生も笑顔で迎え入れていれてくれてゆっくりと今までの経緯を聞いてくださいました。結果は軽いうつを患っているとのこと。
私の父が悪くなるのは仕方にないこと、自宅で娘に介護をしてもらえる父は最高に恵まれていて幸せ者だとおっしゃっていただけました。私が笑顔で父の横に座っていられることが一番の介護だと言われ、認知もなく言葉は発せられませんが私の顔を見て手を出してくる父にできる限りのことができればと思っています。今も2人の医師に話すことが私にとっての息抜きとなっています。感謝です。
- 上記の記事はあくまでも個人の感想であり効果や効能を示すものではありません。
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