睡眠&メンヘルサーチ

睡眠とストレスの関係やそれに関連する精神疾患や障害をいろいろな角度から掘り下げます。

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眠れずに不安で心療内科に行きホッとした40代女性

仕事を始めたら寝つけなくなった

6年前に事務系パートの仕事を始めた頃から、夜なかなか寝付けなくなってしまいました。もともと緊張しやすい性格に加え人見知りも激しく、人間関係を築くのが苦手で職場になじめず毎日暗い気持ちで過ごしていたため、眠れないのも当然でした。

夫に相談したところ心療内科の受診を勧められましたが、当初はメンタル系医療機関に抵抗もあり躊躇していました。しかし十分眠れない日々が続き仕事にも差し支える心配が出てきましたので、意を決して受診することにしました。

自宅付近にある診療所をネット検索したところ、車で10分程の場所に1件該当がありました。実際に診察を受けた人の口コミを読んでみると、「先生は話をよく聞いてくれるし、受付の方も親切なので安心して長く通えそうです。」という声がありました。クリニックのwebページに初診者は予約を取るよう案内されていたので電話をしてみると、穏やかな口調の女性が対応してくれてその場で予約することができました。

ドキドキクリニックデビュー

当日、「どんな患者さんが来ているんだろう。」とドキドキしながらクリニックのドアを開けました。待合室には心地良い音楽が流れ、ラベンダーのアロマが炊かれて少しでもリラックスして過ごせるよう配慮を感じました。

一呼吸して待合室を見渡すと、そこにいるのは会社員風の男性やOL、主婦や学生など一見するとどこにでもいる普通の人ばかりでした。この時は10人程待っていたと思いますが、心療内科に通う程に不調を感じている人が自分だけではなく、これ程までにいることに驚きました。

いざ私の番になり診察室に呼ばれ入室すると、「恰幅が良く気さくなオヤジさん」という印象の先生が待っていました。これまでの経緯を話すと途中でさえぎることもなくきちんと話を聞いてくださり、些細でつまらない内容にも耳を傾けてくれました。

一通り話し終えると、「あなたは人よりも緊張が強いので、それを和らげてくれる薬を出しましょう。」と言われ、デパスを処方されました。聞くところによると、この薬はうつ状態の人にも出されるそうです。確かにこの時の私は気持ちも落ち込んでいましたし、うつの兆候があったのかもしれません。この日は職場になじめないモヤモヤとした思いを聞いてもらい、ホッとした気持ちでクリニックを後にしました。

デパスはよく効き、これまでの不眠が嘘であったかのようにスーッと眠りにつくことができました。それからは月に一度クリニックを尋ねて問診を受け、デパスを受け取る日々が続きました。

結局パートは3年で退職し、薬が無くても眠れるようになったので現在はクリニックに通っていませんが、あの時思い切って受診して良かったと思います。風邪をひいた時に病院を訪れるように、これからも心の不調を感じたら気軽にかかろう、と感じました。

    上記の記事はあくまでも個人の感想であり効果や効能を示すものではありません。

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