20代で異変が?30手前で無理
現在33歳ですが、異変は25歳ぐらいの頃からあったかもしれません。なんだかめまいがする、息苦しい感じがする、そんな軽い症状がありました。しかし、気のせいだろうと思っていました。それが一人目を出産後だったので、疲れを感じていたのは事実だったので様子をずっとみていました。
もう無理だと感じたのは二人目出産後の29歳の時でした。ちょっとしたことで落ち込むとはおもっていました。しかし、家族に言われた一言で泣いてしまうようなこともありました。そして度々寝込まないといけないほど体調がすぐれず、内科、婦人科等様々な科にかかった後に婦人科で心療内科を勧められました。
周りに心療内科がどこがいいかという相談をする勇気が私には持てませんでした。家族に相談したけれど、何がどう辛いのかということを理解してもらえず、しかも心療内科に本当に行かなければならないのかという疑念も持たれ、とてもしんどかったです。
病院は家から近く、評判もネット上でよい所に決めました。その病院はビルの一角の小さな病院でした。清潔感はまずまず、小さなカウンターの中に受付の女性がただ一人。そのカウンターは背が少し高いため、中の女性は待合からは見えません。女性は愛想がいいわけでも悪いわけでもありません。ただ無駄は言わなく、口調や声のトーンだけは優しい人でした。
しかし、初めての心療内科は緊張しかありませんでした。名前を呼ばれ、診察室に入ると優しそうな先生が座っていました。どのような症状があるのか、いつからなのか、なにかきっかけがあるのか、そんなことを細かく聞いて下さり、話しているうちに自然と泣けてきました。自分でも驚くほどしんどかったのだろうと感じました。軽い産後うつやパニック障害と言われ、ショックだったものの先生のおかげで頑張ろうと思えました。
それから安定剤だけは今でも貰いに行っています。最初の頃に比べて確かに症状も落ち着いているので、診察時間は短くなりました。いつ行っても似たようなことを言われるのも事実です。しかし、今でも体調が悪くなることがありますが、そんな時にちょうど診察が被ると、先生の顔を見て話すだけで気分が楽になり体調が不思議とよくなります。
いろんなことを話して、最低限のお薬での治療法で対処療法ではあるけれど、私は一歩ずつ歩んでいます。それはあの病院に出会っていないと無理だったと思います。先生の優しさと笑顔、受付の方の落ち着き、病院の雰囲気、全てが私にぴったりで落ち着ける場の一つです。
- 上記の記事はあくまでも個人の感想であり効果や効能を示すものではありません。
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