睡眠&メンヘルサーチ

睡眠とストレスの関係やそれに関連する精神疾患や障害をいろいろな角度から掘り下げます。

体験談 睡眠

不眠症とつきあい十数年@40代女性

仕事でも私生活でもストレスで不眠症に

寝つきにくい、眠りが浅くて早期に覚醒してしまう、そんな悩みを抱えていました。いわゆる不眠症の症状と付き合ってもう十数年になりました。若い頃は活動的に仕事に遊びに毎日を謳歌していました。そんな時の睡眠は気がつけば寝ていた、というより1分以内には寝付いていたという程寝つきが良くて。不眠症とは無縁の生活を送っていました。。

そんな私が今のような状態になってしまったもとは、仕事のストレスと私生活のストレスが同時に重なった時からでした。寝付けない、眠りが浅い状態が続いてしまうと仕事中に睡魔が襲ってきて全然頭が回らない。そんな状態が続き結局自分から退職する事を選択せざるを得なくなりました。

退職後も寝たい寝たいと思えば思うほど眠れなくなる自分が居ました。今まで寝つきや睡眠に全く問題がなかった私はどうして良いか分からずに、まずは心療内科に行って睡眠薬を飲み始めました。

睡眠薬飲み始めたけど

処方された睡眠薬を就寝前に飲む様になりましたが、結果から話すと私にはあまり効果がありませんでした。薬が弱かったのか、合わなかったのかは分かりませんが、寝付きの改善も熟眠も得られませんでした。強い薬は怖いし、常用になってしまうのも嫌だったので必要最低限に飲んでいました。

図書館で睡眠の本を借りてきて、良さそうな事を実践してみる事にしました。太陽を浴びて体内時計を整えるとか、寝る前にはテレビなどは見ないで部屋の電気を間接照明などにしましょうとの事だったので実践してみましたが一向に改善はしませんでした。

もうどうして良いか分からない私は、寝られないのなら寝なでいいやと最終的には開き直りました。開き直る事が出来たのは状況的に仕事をしていなかったから出来た事だと思います。最悪朝まで寝られなくても昼間ウトウト出来ればいいやと自分の感覚に素直に従う事にしてみました。あまり人にはお勧め出来ないやり方ですが・・・

結果はマシになったが

でも私にはそれが良かったのか、寝なきゃいけないという強迫観念的な圧迫から少しずつ解放された気がしました。〇〇しなければいけないという考えは執着をより強くしてしまい、その思いが引き寄せたくない現実をもたらしてしまっている感じでした。寝ることに無頓着になる事が私には必要だったんだと思いました。

眠れない事=困ったこと、悪いこととレッテルを貼り、必死に逃れよう改善しなければという思いが和らいだ時にようやく熟眠出来る様になってきました。正直今でも寝付けない、眠りが浅いことはありますが前に比べたらだいぶマシになったと思います。これからも出来るだけ楽しい事を増やす、体を動かす、そんな事を増やしながら睡眠の質も同時に上がっていけばいいかなと今は思っています。

    上記の記事はあくまでも個人の感想であり効果や効能を示すものではありません。また明らかに不眠、またはそう思われる場合薬剤師や医師への相談をお勧めします。

スポンサードリンク



-体験談, 睡眠

関連記事

ネコネコ

睡眠の日と世界睡眠デー

睡眠の日と世界睡眠デーって? というのがあるのを最近初めて知りました。。。秋の方は「ぐっすり」の語呂合わせで日本独自、春の方は世界睡眠デーというのがあるそうでそちらと同時にという事になっているそうです …

20代女性会社員が一人暮らしで寝すぎ

社会人生活は疲れる&寝すぎる 社会人として生活していると、休みだからってつい寝すぎてしまったりや、寝過ごして会社に遅刻!なんて経験、誰もがありますよね。中には寝過ぎで、折角の休日の予定が台無しになって …

ぬこぬこ

小学生から不眠な20代女性

弟のおねしょなのに自分まで親に怒られ 私は小学校高学年頃から寝つきが悪いまま、現在に至ります。そもそものきっかけは弟のおねしょ。弟がおねしょをしないように夜中に起きてトイレへ行くよう促すのが私の役目で …

にゃー

うつ病で一時働けなくなってA型作業所に2年ほど通所した

☆作業所の意味に関してはこちらの記事をご覧ください。(サイト内リンクです、一般人の方にもわかりやすいように書いています事をご了承ください) うつ病=心の病気? 今では「うつ病」といえば一般的な病気であ …

ネコネコ

医師とウマがあわないと大変な目に

相性は大切 精神科や心療内科は医師との相性や院内の雰囲気などによって「継続して治療に通いたい」と思えるかどうかが変わってきます。私の場合、普段滅多に人を嫌ったりしない性格なのですが、過去に一軒だけ医師 …