睡眠&メンヘルサーチ

睡眠とストレスの関係やそれに関連する精神疾患や障害をいろいろな角度から掘り下げます。

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お気楽な学生生活から一転厳しい社会人生活で心療内科に

はじめての1人暮らし&仕事のストレスで不眠症に

不眠を経験したのは今から3年前、社会人1年目の時です。始めて親元を離れ、都市部で1人暮らしを始めました。飛行機でしか帰れない距離の支店に配属されたのも予想外でしたが、もっと予想外だったのは残業量。

定時から終電帰りが当たり前、土日も休日出勤。それでも仕事が片付くことはなく、常に翌日の仕事に不安を抱える状態。仕事の負担、家事の負担、家に帰っても話し相手がいない・・・お気楽な大学生活から一転、今まで経験したことのないストレスが、肉体的にも精神的にも気分を落ち込ませました。

仕事のストレスから抑うつ&不眠になる

わたしの仕事は、業務量が多いことに加えノルマもありました。そのため、当初から営業会議の前日は不安と緊張で寝付けなかったのですが・・・社会人になり、半年。ついに、毎日のように眠れない日が続くようになったのです。入眠に1時間、2時間とかかるようになり、3時間程度で目覚めてしまう。目を瞑るけれど深い眠りにならず、そのうち朝に・・・以前は徹夜したら次の日は爆睡でしたが、2日連続でほとんど眠れなかったのには驚きました。

その頃から、電車の中で勝手に涙が出たり、過呼吸になったりと不眠以外の症状も気になるようになりました。体が鉛のように重く、毎朝会社で行うラジオ体操ができなくなり、さすがに周りの同僚や上司にも心配されました。

これは変だと思い心療内科へ行くと、抑うつ状態と診断されました。不眠、食欲減退、疲れやすさ・・・理由がはっきりして少し安心しましたが、眠れるようにはなりませんでした。日々の仕事は変わらず降りかかってくるし、営業ノルマも上がるばかり。退職も考えましたが、ひとまず休職ということで1ヶ月、仕事を休みました。

なんとか退職を回避して配置転換で不眠も解消へ

休暇中は実家へ戻りました。7キロ痩せたわたしの姿を見て、家族は退職を勧めました。しかし、会社の人にはかなりお世話になっておりどうしても決意できず。実家での休暇中、症状は改善しましたが、急に完治はしませんでした。やはり入眠に時間がかかり、途中覚醒は続きました。

仕方なく、退職の決意をして申し出に行った日。上司から「配置転換」の提案があったのです。少し実家から近く、負担の少ない部署に変えてくれるとのこと。

この会社で出世をする気は無く、「どうせならとことんワガママを聞いてもらおう」と思い、提案を受け入れました。新しい部署では労働状況も改善し、また仕事内容も合っておりだんだんと症状は回復しました。それでも、中途覚醒なくぐっすり眠れたのは、新部署に異動して実に半年後の
ことでした。一度体調を崩すと、元に戻すのは難しいのだと学びました。何事も予防や、早めに手を打つことが大事、と学習した出来事です。

    上記の記事はあくまでも個人の感想であり効果や効能を示すものではありません。

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