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1度の選挙で2人の障害者が議員に


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重度障碍者が国会議員に

過日の参議院選挙で重度障害者が2名当選しました。まずはお二方のご当選おめでとうございます。賛否両論あると思いますのでうp主なりの考えをネットの声を拾いつつ記していこうと思います。

以下は引用です。(ヤフーニュース)

投開票が行われた参院選で、全身の筋力が徐々に低下していく難病「ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者」の舩後靖彦氏(61)と、生後8か月時に歩行器ごと玄関から落下し脳性麻痺になり、首から下を自由に動かせない木村英子氏(54)が初当選した。(いずれもれいわ新選組)舩後氏は介助者による代読を通じ「皆さんの目で僕という人間を見て、必要な支援とは何か、今一度考え直して頂ける制度を作っていきたいと思う」と表明した。(引用ここまで)

ちなみに国会議事堂は昭和11年に出来た建物で、建設当時バリアフリーのバの字も考えられてはおらず、まして車椅子の議員が誕生する事も考えられていませんでした。(ちなみに駅などの公共施設も同じような感じでエレベーターなんかありませんでした。戦後にエスカレーターがぽつぽつ付き始めたといった感じでしょうか)

実は昭和の時代にも車椅子を使っていた国会議員はおられましたが、現在とは比較にならない偏見がきつい時代なので人目に付くところでは杖を使うなど工夫していたようです。簡易ながら車いす用昇降機が付いたのはそのころのようです。上記の議員が誕生したことでさらに対応も進むようです。

何が問題?

この2人は比例区特別枠で立候補、当選しており、(注釈は下記に)どうも選挙のパフォーマンスに利用されているとしか思えません。差別的な考えはありませんが障害者を利用するココの党の党首にこそ差別を感じる気がしてならないのですが考えすぎですかね?

(注釈)比例区特別枠について

選挙に関しては公職選挙法などの法で定められたルールがあるのですが中身がものすごく細かくこれを解説するとそれだけでサイトが1個や2個作れてしまうボリュームになりますので、ここでは最小限の解説にとどめます。選挙区候補の場合、候補者個人単位で選挙カーやポスターを出せますが、比例区になると政党単位でしか基本的に活動出来ません。(政党として選挙カーやポスターは出せるが個人のものは出せない)

また比例区に立候補する場合に「名簿」というものを出すのですが今回の選挙から特定の人を優先的に当選させられるよう「特定枠」と言うのが出来ています。(勿論必ず使用しなければいけないというルールはないです。実際にNHKから国民を守る党などでは特定枠は使用していません。)

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世間の声

各方面からの声を拾ってみました。またこの記事制作者の感想も付け加えておきます。

今回は、2つの問題がある。
(1)本人が選挙で直線選ばれていないこと
(2)議員としての活動が(単独では)困難なこと
問題を起こして辞めない議員よりはマシだが、それでもふさわしいとは思わない。障害のある方の問題は、みんなが議論すればいい。

当選したのは民意だからというが、今回は比例代表(しかも特定枠)での当選。山本太郎のれいわ新撰組に投票して、ALSの彼らが比例上位で当選すると理解した上で投票した人はどれだけいたのだろうか?

一部少数の為に税金を使うのは、その他大勢から見れば無駄使いになる。何でも平等が良い訳ではない。バリアフリー化法?もそう。足が悪い人が利用しない、過去30年でした事の無いスポーツ施設だが、建て直しの時に、スロープ、多目的トイレ、車椅子用駐車場、エレベーター前に点字を完備しなきゃいけなく、余計な金が掛かった。その後10年たつが、利用者はいない。車椅子駐車場なんて、マナーの悪い健常者がパイロン退かして利用している。結果的には迷惑です。余計な金かけた分、健常者議員より国民の為に仕事をしてくれるのであれば、スマホや居眠りしてる議員よりは良いと思いますが。

身体的な障害といった、本人ではどうしようも無いことをもって差別する考えはありません。不自由を感じるところについては、自由に要望いただいてよろしいかと思いますし、国会事務局は最大限の便宜を図るべきと思います。ですが、逆に贔屓目に見るつもりもありません。障害を理由とした明らかな勉強不足や手抜き等があれば、今後、障害を持った方が国会議員になる道を絶つことにも繋がりかねません。国会議員の職務を承知の上で立候補し、当選した以上は、1人の国会議員として立派に職責を果たしていただきたいと思います。

あくまで、個人の感想。国会議員の中で不倫や暴言する議員もいる。こちらの方が人として欠落してると思うでも、「重度障がい者」という時点で同じように考えられない。非難したら差別。税金が使われると言えば、障がい者だからいいと。なにか、同じ土俵で話せないし反論すれば弱者に対してとなぜか罪悪感を感じてしまう現実問題、健常者でない分補助するのが当たり前という綺麗ごとが同じ目線でないし、おそらく周辺も周りの目を恐れて、本音が言えなくなる。自動的に障がい者への忖度が始まっている。これでは公正に議論できないと思う。なにか気持ち悪い。

「障害があって常時サポートが必要な子供を無理やり普通の学校に通わせようとする親」のような姿・光景が重なって見えるのは自分だけでしょうか。一見すると美談のようだが(当事者の保護者の)エゴになっていないだろうか?こういう事をいうと決まって自称人権団体が「差別」とか騒ぐけど。

舩後氏も木村氏もそれぞれの問題になる部分をサポートする仕組みがあれば立派に議員活動ができる様に思う。ただ、今後れいわは知的障害者の候補者の擁立も検討していくみたいだ。お二人とは違い、知的障害者の議員となると色んな意味でハードルが限りなく高くなる・・・というか言葉は悪いが正直務まるのか?実際に知的障害者の擁立が為されるかは、分からないが、中途半端な形での擁立は返って障害者と健常者との距離を拡げる事になりかねないのではないだろうか?徹底的に議論をして、多くの人を納得させるだけの結論を出していただきたいと思う。

多くの人は、何も障害者に対し批判したいわけじゃないと思う。ただ、自分達の生活のことで精一杯だし、逆に支援して欲しい人達も多いのが現状。その上、障害者に対して、さらに支援するのが当たり前のような考えで言われると、それじゃ、障害者は、社会に何が出来るんだと思うわけです。支援してもらうのが当たり前じゃなく、感謝にならないと快く思えないってのも多いんじゃないかな。多くの人の血税を使うのであれば、なおさらそう感じてしまう。礼義は、何に対しても大事。

障がい者が多方面で優遇や助成金を付けてるのは、生活を少しでも楽にするため。(実際大半の障害をお持ちの方は作業所の内職作業や障害年金など公的扶助にたよっているというのが現状です。当然ですが一般人では想像もつかない厳しい生活を強いられます。)支援する側がそれを受けていてはあかんよねという話。障がい者の人で年間2000万円も貰える人がどこにいる?(まったくおられない訳ではないですが非常に少数です。大半の障害をお持ちの方は上記のような状態です。)何のための秘書?秘書に介護職の人を当てればええやん。それと、自身で意思表示が出来るように工夫は必要。

知的障がい者も(立候補させる)って本当ですか?背筋が寒くなりました。仕事とは適材適所のはずです。一体何がやりたいのか。山本太郎はひどいと思う。世を憂いている人、貧困者、ハンディキャップのある人間を洗脳して自己実現のために利用しているだけだ。そもそも今まで山本太郎は障がい者への活動など行っていましたか?いきなりの障がい者推しに驚くばかり。社会が悪いー、国が悪いー、金持ちが悪いー(笑)、企業が悪いー、アベが悪いーで、批判するのは分かりましたが代替案は何かあるんですか?ガタガタ批判する暇あるんなら対案を出してほしいです。

議員になった以上は甘えは一切許さない。歳費に見合った働きを期待する。健常者と同じ歳費なら差別無く一定の成果は求めるぞ!甘えるなよ?差別や排除はダメだが、区別はどうしても必要。

障害者の母です。否定はしたくないのですが、議員にまで出る必要があるのか?国会は障害者だけの問題を取り扱うわけではありません。いろんな問題に、迅速なる行動や意見が言えるのか?我が子を育てていて本当にそう思います。こんなことを書くと差別と大声をあげる人がいますが、差別と区別を一緒にしてはいけないと思います。ましてや国会のリフォームだけでも高額の税金がかかります。ただでさえ日本に生まれ、ちゃんとした保証もあるのに。権利を主張するだには、それに値する義務を果たさなければ、ただの自分勝手だと思います。

様々な立場の人が機会を得られるように変化していくことは良いことだと思うしかし当事者であることに意味があるという点はそうとは思わないな。そもそも国会議員は有権者の代表で代弁者で、国会で議論される事柄に対して必ずしも当事者であるわけではない。議員たちは想像や直感で議論しているのではなく当事者や専門家の意見を聞きながら動いているのだから、当事者であるという一点特化ならばむしろ議員である意味はない。本人が当事者ではない問題にこそ真摯に向き合って存在感を示されることを期待する。

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差別するつもりはありません。が、何故この方達に票が集まったのか疑問で仕方ありません。障害者の方達にも仕事はして欲しいとは思いますが、国会はちょっと違うと思いますが・・・皆さん、どういう考えで投票したのでしょうか。本人が出来ない分、介護の方がその分をカバーするとなると、体力だけでなく、国会についての知識も必要になってきますよね。その分は介護の仕事とは全く別では?介護士さん、本当に大変だと思います。福祉を見直さなければいけない点も沢山出て来ますが、今の日本は福祉の問題だけではないですからね。議員になった以上、投票してくれた方達の為にもしっかり務めていただかないと。

車椅子だからとか、言葉が不自由だからとかは関係なく、障害当事者とくに重度の人って「視野狭窄」を起こしてることが多いので、自身の障害については詳しいだろうけど、他の障害者の事まで考えてくれるかを心配している。(実際そういうユーチューバーなんかも散見される)僕のような一見健常者と変わりない内部疾患障害者のことをどう思っているか?もちろん僕がそれを問えばそれなりの返答が来るはずなので、そういう人のいない場で発する本音が聞きたい。(コレは激しく同意)それに議員の仕事は一つじゃないのは当然。国の方向を決める大事な役割を担ってるのだから、沢山勉強して欲しい。

ALSの方のヘルパーをしていた者です。身体全体が動かなくなっていく反面、他の感覚は過敏になり、やはり家族や他の介助者は大変であった。又、感染症の危険性も高く、国会で議員という立場となり今まで以上に周りの支援者は気を使い身体を使うことになるかと。障害者支援法のみの議題では無い国会審議の中で何処まで自分の身体を使って表現できるか疑問も多い。議員という選択肢しか無かったのだろうか?何かを変える手立てとして。

厳しいことを言いますが障害者を身近に見るものとして言いたい。障害者が議員に当選したことは凄いことだと思う。国も可能な限り職務を全うできるような環境を作るために頑張ってほしい。しかし議員になったからには国の代表として周りの議員と同じ職務を言い訳せずできなければ批判はされるだろう。それは差別ではなく、国会議員一人の判断と行動のスピードで国民は命をも落とす重責のある仕事だということを分かり、追力してほしい。国会は障害者が仕事できる証明をする場ではない。だからこそ頑張って頂きたい。

この2人の為だけに、国会の中を改造しているニュースをチラッと見ましたが、果たしてこの重度障害者に国会議員が務まるのか、はなはだ疑問です。何か、この2人の為に、国会の中を改造して、特別扱いをしている感じがしました。何故、重度障害がありながら、国会を目指したんでしょうか?介助者無しでは、生きていけないんでしょう?その介護費用も、国会持ちですか?自費で、全て賄えばいいんです。ALS、進行性の病気ですが、長時間の議会、仕事に耐える事が出来ますか?自分の身体が辛くなったら、仕事中でも休まないといけない、そんな事を国会議員の方は理解しているんでしょうか?6年の任期が務まるように思えませんが。もしかして、トイレも介助者利用ですか?そういう全ての事を、投票する人は考えたんでしょうか?これで、自分達が国会に行く事で、バリアフリー化が進めばいいなと、考えたんでしょうね。周りの国会議員に、迷惑掛けないように。

政治理念がしっかりとあり人柄が良いのであれば人が10秒で動ける距離を2分かかっても、意思表示のスピードが遅くてもサポート必須でも問題ないかなと思います。ただ政治家は実行も大事なので行動力も必要、パフォーマンスに影響がないか心配です。代弁者などを立てるのかな?残念ながらどんな人か知らないので今後の活動を見ていくことになりますが。

差別意識があるかという問題ではない。議員として活動する体力、能力、知力、判断力があるかと不安視する声が大きい。議員として一日8時間なり9時間を活動する体力があるのか?多くの陳情や官僚などの報告で人と会って話す体力があるのか?介助ありでもいいが現地視察などの移動が出来るのか?障害者団体、介護団体を強固な支持基盤としているがそれ以外の経済や外交などの国政にも見識と意欲を持っているのかなど疑問を持っている人が多い。

たとえば何らかの障害でなくても身長が低いとか高いとかでなれない職種も多々あります。また長期的に社内教育が必要なので中高年などがなれない職種はこれまた多いです。例えば昔に某映画で40代と思われる人が鉄道会社に就職して運転士になるという映画があったと思いますが現実ではほぼありえません。長くなるのでココでは省きますが。(特殊なケースを除く、元大手私鉄経験者談)

おことわり

ここまで批判的な意見も多いですが当選した以上は先に議員になられた方々には全身全霊頑張っていただきたいものです。思想信条的なものはおいておいて、裏を返せばそれだけ注目されているということですので。

また上記の記事はあくまでも執筆者個人の見解や感想であり特定の議員や政党、また障碍者などを批判したり逆に宣伝したりするものではありません。またこの記事と状況が変わっている可能性もありますので最新の情報に関しましてはお手数ですがお客さまご自身でご確認をお願いします。

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